5日目12時
モハーチに到着しました。
イスラム寺院のような教会がありました。
これこれ、こういう雰囲気いいな、ということで、この教会の前で
昼食です。 スパゲッティー
でも聞いたらここが古戦場ではないという事で、町から数キロはなれた古戦場
に向かいました。
雨は降ったり止んだりになって来ました。
そして到着 記念館がハンガリー王冠の形をしています。
1526年8月29日だけは読めます。
記念館に入り 映像を見たりしました、でも歴史の真実は謎のままでした。
数的劣勢、武器大砲の差、戦術の差は解ります。しかし
ハンガリー王家の断絶につながるような危険を、なぜ犯したのか?
その後のハンガリーの歴史を決めた敗戦だった地、感慨深い場所でした。
トルコ兵
トルコのトラウマがその後ヨーロッパを脅かす事になります。
そしてそこに眠る数千人の兵士の遺体。
この暗い平原が歴史を飲み込んで居るのでしょう。
感慨に浸った後は、最後のハンガリー平原です。
オレンジの雨具がミラーに写ってます。
そして今日のキャンプ地に到着です、何も決めずにキャンプの標識が出ていたら
泊まろうと思っていました。
丘陵地帯の誰も居ない、キャンプ場です。
オランダ人の老夫婦がやっていて、安くて静かでとても綺麗です。
見えている建物の中に、トイレ、シャワー洗面所、流しがあります。
母屋に招待されて、コヒーと取り立てのイチゴをご馳走になりました。
53で仕事をやめて、ハンガリーに移住して、裏庭をキャンプ場として
開放しているらしく。週に一組お客さんがくるかどうかだそうです。
いい場所でした。700円くらいでした。
雨が少し弱くなった所で設営
イチゴも沢山もらったので、それをデザートにラーメンです。
買い物に行く時間が無かったので、食べるものが無いので、
ラーメンになりました。
寝袋を捨ててしまったので、今日は夏用の薄い寝袋しかなく、
出来るだけ着こんで寝ました。 ダウンのジャケット有ったので
寒さはしのぐ事が出来ました。ダウンは今回大活躍です。
夜はガソリンストーブで暖を取り。
朝五時目覚め撤収。
6時半には最後のランに入りました。最終日はとにかく走ります。
このキャンプ場は穴場ですね。
丘陵を抜け
ガソリンスタンドでコヒーと給油、ようやく青空が。
バラトン湖を眺めながら走り
菜の花畑が見えたので
近づこうとしたら、草の中に穴があって、転倒(゚ロ゚;)エェッ!?
でも荷物を積んだまま、簡単に起こせるのがカブのすごさですね。
実はガソリンスタンドで、サイドスタンドだけで止めたら、バイクが
荷物の重さで倒れたのですが、バイクには傷すら付きませんでした。
今回は写真をばっちり、傷なしです。
そして無事に帰還しました。チェーンは5センチまで伸びていました、
ぎりぎりですね。
今回の総走行距離1452キロでした。
1)カブがヨーロッパのロングツーリングでも十分耐える事が証明されたと
思います。
2)1500キロで、チェーンの伸びがぎりぎりだったので、次回は途中で
調整する必要が有るでしょう。
3)オイルは最低のレベルまで減っていました、危なかったです。
2300キロ走って、250cc減ったかな?けっこうオイル食いますね。
4)空気圧もチューブレスで無いので、減りやすい事に気が付きました。
5)パンクが恐いですね、次回はパンク修理の工具も持っていく
必要があるかも知れません。
時間のある時は、カブは安心できるツーリングパートナーです。
身軽なのが良いです、キャンプツーリングでは、どこのサイトでも安心して
入っていける、転んでも簡単に起こせる、これは強みです。
そして燃費がいい。 今回は最終日高速を時速100キロでフルで
走ったので、平均値が落ちましたが、
燃費リッター52キロ走りました。
1500キロ走って28リッター、すごいですよね。
色々課題も見つかったので、これからまだまだ改善の余地ありです。
ブログ書くのも大変です。 とにかくこれで、ハンガリーの記事は
終わりです。良かったーーー
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